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2009年6月10日 (水)

桑田真澄氏講演会

先日、日本生命主催の元メジャーリーガー桑田真澄さんの講演会に参加させて頂いた。

もちろん中3の息子も一緒に。

 

桑田氏はタイガースファンである自分にとって、ジャイアンツ時代はにっくき相手であった。

桑田氏が先発する試合は半分サジを投げて観戦していたように思う。

しかし、それは桑田氏の投手としての能力を認めていたからだし、だからといって彼を嫌いというわけではない。

 

くどいようだが自分は虎一筋である。

しかし、その前に野球を愛する一人の野球人でもある。

よって、好きな球団は阪神だが、好きな選手は他球団にもたくさんいるのである。

 

さて、桑田氏の話をどうしても聞いてみたいと思ったのは、

先日彼の本「ピッチャーズ・バイブル」(集英社文庫)を読んだからだ。

ずいぶん前に発刊された本だが、恥ずかしながら最近読んだばかりである。

 

ちなみにその他野球選手の本でお勧めは、

金本知憲「覚悟のすすめ」(角川oneテーマ21A87)、

工藤公康「47番の投球論」(ベスト新書)、

などがある。

もちろん、楽天監督野村克也氏の本などはほとんど読んでいる。

 

Dvc00021 さて、桑田氏の話には非常に感銘を受ける部分があった。

特に光と陰があるが如く、

努力にも表の努力と裏の努力があり、

表の努力は野球に対する努力だが、裏の努力は人に見つからないようにやるトイレ掃除や雑草抜きだと言っていた。

また、試練も然りである。

 

これは非常に大切なことである。

単に運やツキを味方に付けるということではない。

これは自分磨きなのである。

こういうところに目を向けることができる人間は、常に気配りができ、自分に妥協を許さず、何よりも多くのことに「気付き」を持つことができるようになる。

「気付くことができる」というのは能力なのである。

 

また、桑田氏は試練にも表と裏があるとおっしゃっていた。

表は「つらい、かなしい、苦しい」というようなものだが、

裏では「練習をし、試合で成果を試すこと」とその字の如くである、ということである。

 

ピッチャーズ・バイブルでは、右肘の手術から立ち直るまでの、正に彼の試練が如実に描かれていた。

 

最後に桑田氏が「大切なことの3つ目」としておっしゃったのが、

「本物に触れること」

である。

 

会場に彼のジャイアンツ時代とパイレーツ時代のユニホームや、甲子園で優勝したときのグローブなどが手渡された。

甲子園で優勝したときのグローブをさわらせて頂き、左手にはめさせて頂いたときは正直震えた。

本物に触れる、

なんとすごいことか。

 

中3の息子には非常に良い経験になったことは言うまでもない。

親として今後どれだけ本物に触れさせてあげられるか、そんなことを課題に思った講演会だった。

 

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